引越し代を少しでも安くするためには、インターネットから複数の引越会社に一斉に見積もりをとってもらうことで各業者に競わせることが必要になる。

引越し業者の一括見積もりサービス比較して格安で引越し!

タイトルに「ちょっと面倒だけど」と書いたのは、やはり多くの引越し業者に「私は引っ越ししたいお客様ですよという情報」を見せるわけで、引越し業者的には格好の標的になる。それでもインターネットを通すことは料金を落とすことになる。

なぜなら、「私はインターネットを利用して情報を出してもいいぐらい、料金を安くしたいのは大前提で、また業者間で比較していることが分かってしまう」から。

私も今回、東京⇔大阪間というやや遠距離で、荷物はファミリー程度の量(4t一台程度)でインターネットでの一括見積を利用した。

その状況を少し紹介したいと思う。

1.インターネット上で見積もり完了させたのは土曜の昼過ぎ、送信ボタンと同時に着信が!

これには本当に驚いた!送信ボタンを押せば、自動的に電話をかけるシステムになっているのではないかというぐらい着信が早かった。あまりにも連絡が早く、私は電話を取るのを躊躇した。

しかし引越し業者的には、といかく一番にコンタクトを取るということがテレアポの使命なのかもしれない。本当に勝手に電話が行くようなシステムを作っているのではないかと思う。

それから30分程度はひっきりなしに大手の引越会社からの電話が入った。私としてはメールなどで見積もり料金を載せたものが来ると思っていたが、どこの電話内容も「お客様の場合、伺ってみないと料金が出せません」という回答。

1社だけ中堅的な業者はメールで料金を出してくれた。
またネット上では100社程度の中からとあるが、長距離で家族便だと6社程度の大手の中に連絡となっていて、100社も連絡が行ったら迷惑なので多少は絞ってくれそう。

※短距離単身だと、もっと連絡来そうです。ただその場合も業者によってかなり安く出来そうです。

私は結局、その日中に大手3社を家に迎え入れ(大手だと全国に営業所があり、見積もりの人が日夜回っている模様)、相見積もりという形になった。

1社は見積もり時間に遅れてきたので、引越業者がかち合う(S社とA社)という険悪なムードにも(笑)

個人的に思ったのは、タイトルに書いたように面倒くさいことするぐらいなら少々高くてもいいという場合は一括見積は止めておいたほうがいいと思う。でもその分、数万レベルでの料金が高くなることは覚悟の上といった感じです。

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どの業者もインターネットで申し込んでいる情報があるので、他の業者にも見積もりをとってもらうことを理解していて、交渉できますという構え。

個人的には少々無理な金額を言ってしまったほうが、早く底値が見えていいと感じた。安い相場が15万としても「10万ぐらいで考えているんですよ」と見積もりに来た人が目を見開くような金額を提示する。

そうした中で、引越し業者も安くても件数を取りたいと思う思惑から、出せる最大限の方法や金額を探してくれる。

まぁ、面倒ですが「いいでしょう」と言うまでは交渉できるので、結局私は1週間ぐらいで引越し業者を決定。だから引っ越しすると決まったら、なるべく早く一括見積りをした方がいい、焦ってしまうと何事も交渉はできないと感じた。

2.ちょっと鬱陶しいキャンペーンの連絡

私は一括見積り時に、キャンペーンの連絡はしてこないようにチェックを入れたはずだが、「インターネット回線」や「ウォーターサーバ」が安くなるといったキャンペーンの電話連絡があった。

見込顧客に対して、どうしてもアクションしたい。個人的には業者側の思惑も分かるのだが、電話をかけてくる人の明らかにマニュアル読みのやり方が気に食わない。

それも「要らない」といえば済むし、電話がしつこくかかってくるわけではないが、多少の電話でのセールスが一括見積り後は続くと考えた方がいい。

やはり「ちょっと面倒だけど」引っ越しをするならネットで一括見積は外せない定石となっていて、少なくとも1社で見積もるより、また個人で数社で見積もるより「インターネットの複数見積を通した」という情報が、引越し代金を下げる方法ということは間違いない。

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まぁ、気軽に交渉する広い気持ちも大切です。営業マン、お世話様ですよホント。