2019年もスタートして、心機一転という人も多いだろう。私はこのブログで2018年の抱負や目標というものを書かなかった。「書いてもどうせ実行しないから意味はない」という精神状態だったからだ。ところが、2018年はモヤモヤとしたまま、あまり達成したことがなく(目標決めてないのだから当たり前だけど)過ぎてしまったと反省している。

【2016年度の目標】新年あけましておめでとうございます。

【2017年の抱負】俺はどこを目指しているのか?

2016年や2017年は書いていて、読み返して当時何を考えていたのか参考になることがあるので、今年はちゃんと書いておこうと思う。

kishikaisei

正月に書き初めをした四文字熟語で何か書こうと思って書いたのがこの言葉だ。

「起死回生」・・・

2018年は12月に父親が大動脈解離で倒れた。一命は取り留めたが、数時間遅れていて手術が出来なかったら確実に死んでいたらしい。たまたま執刀できる医師がいたから生還した。前日には普通に生活していた。「死」というものは、誰にでもいつかは訪れるものだが、そうは思いつつまだまだ遠い存在と思っていたのかも知れない。

私の仕事に関しても、悪い状況ではあるが中途半端に生き残っているということが、復活に向けて再起できないのかも知れない。ただ、いつ死亡宣告を受けてもおかしくない状況なので、今年は起死回生をテーマにしたい。

火の鳥 1
手塚治虫
手塚プロダクション (2014-04-25)

皆さんは手塚治虫のマンガ、火の鳥を読んだことがあるだろうか?私は手塚治虫の故郷でもある宝塚市に住んでいるので、馴染み深く近くに記念館もあるし、図書館でも手塚治虫のマンガの揃いっぷりは凄いので、いつでも読める環境にある。

話がそれるが、面白いので是非読んで欲しい。

火の鳥と言えば「不死鳥(フェニックス)」で死なない鳥な訳だが、不死鳥は再生するときに一旦自らを焼き切って灰にする・・・。私がいまいち乗り切れないのは、この一体灰にするような燃え尽き感がないからかも知れない。

ということで、2018年で私は一旦死んだことにしたいと思う。2019年は再生の年にしたい。

関西人として毎年のスタートは西宮戎から

関西人はえべっさんに商売繁盛をお祈りする人が多いだろう。私も毎年、えべっさんにお参りすることで1年のほぼ半分の業務を果たしているようなものだが、今年はここ最近気になっていてやらなかったことをやってみた。

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まずは阪神西宮の駅前でいつも行列になっているカステラ屋の「八竹堂」でベビーカステラを買った。神戸の元町に本店があるらしい。西宮戎のときには、他にもベビーカステラを売っている店はいっぱいあるのだが、いつもここだけ長蛇の列が出来ている。なぜなのか知りたかったので、今年はちゃんと並んで頂くことにした。

味はたしかに美味しい。どうせ食べるなら、同じ値段で少しでも美味しいものをという心理か・・・。いや、それよりも流行っている店のご利益を少しでも頂こうと考えている人が多いのではないだろうか?

「八竹堂」の従業員は見た目若い人が多かった。そして、その人達の非常に楽しそうに仕事をしている様子を目の当たりにした

これだと思った。「楽しく仕事すること」。これが流行るサービスの秘訣の一つかもしれない。どうも売上が落ちてきたり、競合激しく作業がしんどいと感じるようになると、仕事に前向きになれない。

前向きになれてない、楽しいと感じない仕事に関しては成果物がそれに現れてしまう。

サイト作成でもそう、中途半端な作りにすると使い勝手が悪いし、儲けようと文章書いているとそれが透けて見えるし、もう熱中してこれは俺しか書いてねぇだろレベルで作り上げると、その熱意が訪問者にも伝わると思う。

今年は「ここまで熱中して作り込んだものは、誰もやってないだろ?」ぐらいなレベルで熱中してサイトなどを作りたい。熱中するには、やはり気持ちが重要。楽しく仕事するためには、その環境づくりを厭わないようにしようと思う。

ちなみに八竹堂ではDeftechの曲が繰り返し流れていた・・・。

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今年はここ数年、行列に並ぶのが嫌でやってなかったマグロにもお金を貼っつけてきた。普段とはちょっと違うことをやることも大切にしたいと思う。今までやってきたことが通用しないなら、やり方を変えなければならない。

2019年のテーマはRPA(Robotic Process Automation)

2019年にやりたいことはある程度定まっていてRPAをテーマにしたいと思う。RPA(Robotic Process Automation)の事で、ビジネスに敏感な人なら知っている言葉だ。人から仕事を奪うであろう時代で、その仕組としてAIとRPAが言われている。

AIによって機械に考えさせ、RPAで単純作業を自動化させるというわけだ。

このRPAだがウェブの世界というか、パソコンに向かって作業をしている人なら殆どの人が使える。というか、思っているよりも学習コストは低いものとなっている。それでもなんとなく難しそうだし、参入障壁はあると思うので、今のうちに手を付けておきたいと思う。

なので2019年はRPAに集中して、仕事をしたい。

2018年に唯一結果を出せたことが、競馬の自動売買になる。大きな声では言えないが、年間を通して想定される回収率でプラスになったことが評価できる。

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110%超えは個人的には非常に優秀。これは結果が出て本当に良かった。

2019年は収益ポイントを増やす意味で地方競馬にも取り込もうと考えているが、一筋縄ではいかない。

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中央競馬と同じ感触でいくと南関東4場や園田競馬といった、やや中央よりの状況の競馬場はある程度の結果が出るが、それ以外は壊滅する。地方競馬は場ごとに独特なので、やり方を変えないといけなさそうだ。

しかも結構いろいろシミュレーションしているとネットで自動売買している人が非常に増えている印象。最近の地方競馬の売上は、殆どがこういった投票になっているのかも知れない。

トレンドがころころ変わってしまうなら、自動売買対象としては魅力が下がるので判断が難しいところ。

とまぁ、収益ポイントをどうやって増やすかは問題点の一つだが、とにかく自動化して勝手にお金が増える仕組みをたくさん作り上げる年にしたい。

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予定通り小さな自動動作専用PCを年末年始に作り上げた。とりあえず競馬は勝手に動いてJRA銀行からお金をおろすだけの生活になってほしい。

ソフトウェアやツールとしては学習コストをかけようと思っているのが以下の2つ。

  • AutoIt(Windows操作自動化)
  • Selenium(ブラウザ自動化)

これら2つが勝手に動いて、やればお金が貯まる動作を増やしていきたい。

今まではサーバにちょっとしたスクリプトを仕込んでcronで自動実行、APIなどを叩いたりしてサービスを作ってきたことはあるが、上記2つをマスターすれば、Windowsも同じ作業は機械任せに出来るし、Web周りの作業はSeleniumに任せることが出来る。

2019年は2018年以上にWeb広告業で特にメディア運営は厳しくなると思っている。同じ動きをしていてると、さらに公式や大手などが同等レベル以上のメディアを作って追い越されるだろう。だいたい、ライバルサイトを見ていてもそのような状況なので、やはり差を付けるには「熱量」だと思う。単純作業には熱が籠もらないので、機械に任せ、人間の魂が宿る部分に集中したい。