2021年の戦略を考える上で2020年の振り返りをしたいと思います。

なんと言ってもコロナ禍で大きく社会情勢が変わった年です。私も私の近くの人達も大きく人生の方向転換を強いられたと言っても良いと思います。

もともとアフィリエイトを中心とする事業では「脱アフィリ」という言葉が合言葉になっているように殆どの人が厳しい状態というのは、まわりの意見やASPさんからの話を聞いていても感じ取られました。

私自身も年齢的に2020年は本厄の年となり、あまり派手なことはせずに未来の飛躍のための準備期間と思っていました。その準備期間とコロナが重なったことで、やはり暗い1年でしたね。

2020nenreview

2019年の振り返り、収益状況なども

2018年の振り返り、収益状況なども

2017年の振り返り、収益状況なども

2016年の振り返り、収益状況なども

過去の振り返り記事もありますが、まず全体的なことを書くともうアフィリエイトの収益に関してはここ2~3年で下がりきっていましたので、底でうろちょろしていました。さすがに緊急事態宣言が出た4月頃は創業以来始まっての大打撃を受けましたが、もう覚悟はできていたと言うか、後2年は何もしなくても耐えるぐらいのつもりでいますので、精神的には落ち着いていたかもしれません。

逆に言うと家で仕事が出来るアフィリエイト業は、コロナ禍では強みのある分野かもしれません。そのため、仕事がなくなって参入してきた人も多そうです。ただ、そんなに甘くない事業ですので、みんな苦しいでしょうね。私も芽が出るまでは2~3年掛かっているぐらいで、しかも前職をしながらの頑張りでした。

若ければ出来るかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて新しいことに挑戦することはしんどくなります。でも、年を経たからといって成功確率は変わらないと思っています。挑戦する心が下がる人が多いだけですね。

役員報酬は最低限出ていれば良いぐらいで生き延びています。

「脱アフィリ」の流れは本当か?

2020年は確かに多くの人がアフィリエイト業界から消えていったと思います。消えていった人が何をしているかは、元いた業界の人からはみえないものです。

恐らく動いた人は、動いた人で別の業界で頑張っているでしょう。正直ポンコツなGoogle検索とやり合うのは疲れた人も多いでしょうし、Googleの方も個人が作る重要でないウェブサイトは「debris(宇宙ゴミ)」的な表現でぶった切っていますので、個人メディア運営で儲けようというのは今後厳しいと思います。

「チーズはどこへ消えた?」は名著だと思います。アフィリエイトは過去には美味しい市場でした。でも、今はその美味しいチーズは奪い合いの状況です。次のチーズを探しに行ったほうが良いでしょうね。

私は次に目指すべき能力は「AI」と「RPA」に照準を当てていますが、安易に過去からある投資に入っていく人が本当に多いなと感じます。アフィリで儲けた金を昔からある手法に勝負掛けるというのはどうも危険と感じてしまいます。

私も「AI」とか「RPA」とか書いていますが、正直、どこまで活用できるか分かりません。でも分からないからこそ可能性を信じてみたいです。

コロナ禍で身近な人が亡くなった

2020年の衝撃的な事件が11月頃に、私と同年代のパパさんが亡くなった報を聞いたことです。細かい情報は書きませんが、ある意味コロナ禍による関連死です。

コロナ禍によって仕事がなくなり左遷、家庭環境が一気に崩れて、精神薬に頼るようになり、自殺扱いになってませんが、単独事故死しています。

亡くなる前の決定的な出来事を考えられるのが、子供と一緒に生活しなくなったことと思われます。責任感を感じる人ほど、責任に生かされている部分があるかもしれません。

そういうものが亡くなったとき「人生がどうでも良くなってしまう」のかもしれません。

ある意味、苦境というのは生きている証とも言えます。

世の中で色んなものが一気に崩れた年で、もともと社会的弱者であったり、不都合な生き方をしていた方が、あぶり出されてしまっていると思います。

アフィリエイターも、普通の社会人生活からは外れた生き方で不安定な人が多いでしょう。不安定な生き方をするなら、やはり良い時も悪い時も、前向きに生きていけるような精神的強さを備えておかないといけないなぁと感じています。

人生はギャンブル?

2020年はいろいろなものやことが制限された年でもありました。〇〇が制限されるなら生きていても仕方ないという人も多いでしょう。

私は幸運なことにデアリングタクトという史上初の快挙を競馬界で成し遂げた馬の一口馬主に成れていたことが幸いして、精神的に辛くても生きていけました。

正直、競馬だって開催されない可能性もあった中、2020年も全レースできたことで快挙の馬が生まれました。

牝馬三冠は無観客での実施などもあり、その勇姿を見ることは叶いませんでしたが、あの世紀の三強対決と言われたジャパンカップは生で見ることは出来ました。

神様は信じていませんが、信念があれば運が回ってくると思っています。「運」というものは引き寄せることが出来て、スピリチュアルな印象もありますが、何かをする人は「持ってる」とよく言われますが、「持ってる」のではなくて「常に向かっている」んだと思います。

今後も人生において、何かに常に向かって生きているようにしたいですね。

そういう点では、私はこのサイトにも書いていますが、JRAの馬主資格を持つまでは死んでも死にきれないという気持ちで、再び事業にも精を出したいです。

デアリングタクトのような名馬の一口馬主になれることは、この先の人生でないかもしれませんが、2020年の幸せはしっかりと噛み締めて今後も進めればいいですね。

競馬といえば、このサイトで投資競馬について書いたこともあるかもしれませんが、2020年の途中までは、本当に資金がショートするレベルまで死んでいた時期がありました。コロナ禍によって競馬をする人口構造が変わってしまったことも要因かもしれませんが、2020年の終了時点ではなんとかプラマイ0まで戻しています。

あれだけ、精神的なプレッシャーを受けながら全くお金が増えていないというのも悲しいですが死ななかったからには、まだ希望はあります。

自動運転の仕組みだけは無事に立派に動き続けましたので、それを成果として2021年はもう少し、いろいろと未来の儲けの種を感じる年になって欲しいです。

引き続きコロナ禍で新しい生活様式など、いろいろ変化する社会になるでしょう。その変化する社会で、生き残る事業展開を行い、そして少しでも達成感や幸福感を味わえる年にできればと思います。

数字的目標を書くと2020年の売上を年間で超えるような年に2021年はしたいですね。今までと同じことしていては絶対実現できないので、とにかく新しいことに先んじて進むような行動を取りたいです。