久しぶりに仕事用のノートパソコンを買い替えましたので、レビューしたいと思います。

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購入したのはLenovoのThinkPad x1 Carbonの最新バージョンです。14インチのノートパソコンですが狭ベゼルで13inchのフットプリント、そして機能的にも高機能というのが人気で、ビジネスモバイルの本命ともいわれています。

ThinkPad X1 Carbon購入に至るまで

実は購入に至るまでに相当悩んでいました。それまでに持っていたノートパソコンはASUSの11.6インチZENBOOK UX21Aというものです。発売当時は11.6インチに1920×1080という100%表示したら目潰しになるけど鬼スペックと言われたパソコンです。

私は目がいいので文字とかは多少小さくても大丈夫と思っていましたが、長時間作業とか集中して作業するとやはり目疲れには悩まされていました。ただ、その他の部分ではある程度軽いし薄いし、しっかり動いていたので満足いくノートパソコンでした。

そんな中、たまにディスプレイが映らなかったり挙動が悪くなります。「電源コード刺してないと動きもトロく感じるし、そろそろ買い替えたいな」と思っていました。

買い替えの候補に上がったのが最終的に2つです。

「thinkpad x1 carbon」vs「panasonic Let’s note SZ」

ビジネスモバイルとしては結構この2つには行き着く人が多いと思います。私がノートパソコンに求める条件は

  • とりあえずCPU、目盛りは妥協しないで高スペック(利用時のイライラはなるべく避けたい)
  • ノングレア液晶必須(映り込みは目が疲れるので大嫌い)
  • タッチパネルは要らない
  • 出来る限り軽くコンパクト(重さは1kg前後か未満)
  • キーボードなど作業が捗りやすいものがいい
  • できれば画面は縦が長いのが好み
  • LTE(SIMが挿せる)もあったら嬉しい

こんなところでしょうか?便利に使えたらそれでOKというスタイルです。

上記条件で最後まで残ったのが、やはり人気の2機種でした。thinkpadも前世代の14インチだと持ち運びにちょっと苦労しそうだし、テーブルなどで作業していても威圧感ありそうで所有欲的に迷っていました。一方、Let’s noteはサイズや重さなどは問題ないのですが、「DVD」とか「古臭いレガシーなポート類」は個人的には要らないなと思っていました。

またディスプレイは14インチがwindowsで100%表示にしても、私の目では疲れない程度に作業できます。できれば14インチのサイズがいいなと思っていた矢先に、狭ベゼルで頑張っているThinkpadが発売になったので、もうこれ以上は目指せないだろうと購入に至りました。

Thinkpad x1 carbon注文から到着まで

Thinkpadはネットでダイレクト販売になりますが、オーダーを出してから組み立て(現在は中国)、そして輸送なので発売したては人気というのもあり結構時間がかかります。

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私は3月30日に注文して、注文時はGW明けの5月5日ごろ到着となっていました。しかしながら上記のようにだんだん納品予定日が前送りになっていました。

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注文してからは早く届かないかな?と気になるものです。ちょくちょく配達状況をログインしてみていたのですが、注文してから出荷までまず2週間かかっています。

その後、出荷してからは1週間程度で自宅へのお届けでした。

オーダー品なので、生産がどの程度のスピードかによって変わりそうです。発送に関しては中国でも1~2週間見れば自宅まで届く感じでしょうか?

Thinkpad x1 carbonの開封と使用感

届いたThinkpad x1 carbonの使用感を紹介します。

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まず届いてから思ったのが、どんなけ箱重ねてんねん!というぐらいダンボール→ダンボール柄箱→黒箱→赤箱→ノートパソコン現品という梱包です。

その割には中身は最初の写真のようにノートパソコンと電源コードのみというシンプルなものでした。

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なお開いた写真がこの感じです。ベゼルの狭さは活きていて、やはり14インチなので以前の11.6インチノートパソコンよりは大きいですが、カバンにも入るし軽いし許容範囲でした。

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11.6インチのノートパソコンと比較。親指1本分ぐらいは大きくなっている。

使い勝手に関しては、実は何度もヨドバシカメラで前世代のものを触って確認していたので14インチのディスプレイはやはり100%表示できるのがありがたいし、特にスピードなどには文句ありません。

初Thinkpadなので赤ポッチの使い方に慣れていませんが、私はプログラマー的嗜好なので作業中はなるべくキーボードから手を離したくない派なので、ポインティングデバイスが右手人差し指の位置にあるのは嬉しいです。

キーボードもサイズもフルサイズでかなり打ちやすいですね。やはりちょっとした打感もあったほうがプログラムも記事作成もはかどります。

新規機能では「指紋認証」がついているのはスマホと同じであったら便利と感じます。後はLTEはとりあえずまだ使っていませんが、使用頻度が高くなりそうであれば、格安SIMを挿してみたいと思います。

電源がUSB-Cタイプになっているのも、私はUSB-Cで統一しようとしているので今後が楽しみです。

デメリットを一つ書いておくと、空気孔が右側についています。もしマウス操作もするなら、ちょっと右手部分が熱風でいらっと感じることもあるかもしれません。それ以外は今のところ気持ちよく使えそうだと思っています。

特に14インチは大きいかも?と思っていましたがウルトラブックで薄く軽いですので、持ち運びに困ることはないです。このあたりは小さいサイズだとディスプレイ領域が狭くなるので、どちらかを取るしかないのですが、狭ベゼルで両方取れるようになっている技術力は認めたいと思っています。今後ノートパソコンは狭ベゼル化が進むでしょうね。