2018年6月でアフィリエイト事業などで法人化して5期目が終了しました。5年やりきりましたね。
法人化した時は、あまり先々何期続くとか考えていませんでしたが、キリのいい5年という間、法人として運営を続けてこれたのも感慨深いものがあります。社会人なら少しリフレッシュ休暇が欲しいところでしょうか?私にはそんな物ありませんが・・・。
半年に一度ぐらいは、事業を書きながら振り返りたいのでこの1年に関して書いてみたいと思います。
いつも成長するとは限らない、苦戦の5期目
4期目までは法人運営してから、一応は売上右肩上がりで進んでいたのですが、5期目はフラフラしながらも継続や維持するとはいかず、やはり売上が落ちてきてしまいました。
5期目の途中から非常に厳しい落ち方をしていて、まだまだ底が見えていないだけに、この業界(Webメディア運営を通しての広告業)の逆風を感じています。どんな業界でもそうそう長く同じことをして右肩上がりになるとは考えづらいので、これは仕方のないことかも知れません。
特にきついなぁと感じるのが、「質の高いコンテンツ」とやらを謳われだしたところから、なんとなくですがメディア運営者がメディア生産工場的な印象となり、なるべく安いコストで良い製品(メディア)を作成する競争になっていることです。
注目度の高い(PVの多い)儲かってそうなコンテンツがあれば、Webの世界では容易に真似が可能です。完全なコピーではないですが、良いコンテンツを作っているサイトがあれば、それを参考に「より見やすく、より新しく、より充実して」作ってやれば評価されるので、メディア運営者はそういった「より良いもの」を時間をかけるか、金銭を投資して作っていけばSEOなどの生存競争に勝てます。
そうなると同じことをしていては消耗戦の戦いになりますので、弱小個人は厳しいですので、消耗にならない新しい方法や手法を生み出していかないと勝つことが出来ません。かと言って、新しい手法というのもどちらかといえば投資する余裕がある大手のほうが強いでしょう。
そんなこんなで、なかなか新しいサイクルを作れない状態になっており、当方の売上は下がり続けています。
取り組んでいるジャンルもスタート時とは大きく変わっています。今後もそこは変わりそうです。創業当初の頃は「英語コンテンツ」がメインジャンルでした。しかし今は、全くと言っていいほど手を付けておらず、そうしているうちに他のメディア運営さんにどんどんと追い抜かれていきました。
私は自分が興味があって、少しでも自分がしたことで皆さんの役に立つことを提供したいスタイルで行っていますので、弱点としては自分の興味が薄れてしまうと、コンテンツの更新が止まってしまい、後はより興味を持っている人たちに追い越されてしまうだけになります。
5期目を振り返って、自分が取ってきた「自分ブランド的Web作成」にも弱点があるなぁと思っています。
5期目のまとめ
5期目は仕事に対する時間も増えるだろうということで、攻守交代で攻撃型にしようと決めていました。しかし、蓋を開けてみると、子供2人を育児しながら仕事する環境というのは変わりないわけで、攻守交代とはなりませんでした。
それは恐らく、子供が成人するまでは変わらないと思います。早くても後15年ぐらいは、まだ子供のことも考えながら仕事をするという状況は見ておかないとと感じています。
子供が幼稚園になったら仕事ができるとか、小学生になったら時間が出来るとか考えたくなりますが、これはもう考えないほうがよくて、しっかりと子供と一緒に充実した人生を送るためにどう動くべきか考えないといけないと思っています。
5期目は4期目と比べて概ね25%売上が低下しました。
予定通りには行きませんでしたが、それでも幸い5期目という予定していた大きな法人運営の節目を終えることが出来て少しホッとしています。金銭的目標ではとりあえず5年続けることで、1つ目の目標が達成できるように立てていましたので、やや未達分もありますがクリアしたと思っています。
また、5期目の途中から売上が頑張ってもなかなか上がらない状況を目の当たりにしましたので、コストの掛からないコンパクトな経営をもう一度再認識できるようになりました。
経営に関しては「大きくするのか、小さくするのか」人それぞれの事情や目標が違うので、難しい判断があると思いますが、後ろ向きと思われるかも知れませんが、私は大きくするという思いはありません。
後、5期目に少し感じているのは同業種の人たちが随分と去っていったということです。陰ながらもがき苦しんでいるのかも知れませんが、5年もすればプレイヤーが随分と変わるもんだなと思っています。まぁ、スポーツチームでも5年もすれば話題選手は異なりますもんね。
少し寂しい思いもあるのですが、とりあえず私は後5年はこの業界で、この会社で継続させて頑張ることは目標の一つです。10年続く経営を変化しながら続けていくというのが、会社設立当初の目標ですので、引き続きしぶとく、そして変化しながら生き残ろうと思っています。
6期目は新規事業をなんとしても収益ベースに乗せる
5期目まではいろいろあった過去のサイト群を整理整頓していました。ある程度、しがらみが随分取れた状態ですが、それに伴ってちょっとした売上の積み重ねもなくなりました。それが25%の売上減に響いています。それに伴い、5期目から新しくメディアを作成しているのですが、まだまだ日の目を見ている状態ではありません。
6期目は新規メディアで安定した収益ベースになるよう、サイトをさらに作り込む予定です。ある程度その道で有名なサイトにならないと現在のメディア競争では生きていけません。幸い、サイト上に載せていることは私が実際に取り組んでいることですので、信頼性が高く、さらに真似できないオリジナリティもあります。
ジャンルを明かすと「競馬」と「ゴルフ」のサイトです。
特に競馬に関しては、1年掛けて実検証を重ねていますので、そうそうこのような濃いコンテンツは作れないでしょう。ゴルフはなかなか収益化するアイデアがうまくいかないと思っていますが、ジャンルとしては悪くない分野だと思っています。幸い、趣味になりましたしゴルフの腕前も2018年の目標としていた90切りを達成しました。
ゴルフは「楽しむレベルで取り組んでいてる人にはそれ以上のスコアアップは望めない」と思っている人が多数いると思いますが、それを打破できる仕組み作りを考えています。「楽しく上達する」というのは英語コンテンツを作っていたときと同じです。一度、英語で成功していますのでゴルフでも可能だと思っています。
なんだかんだ言っても、この仕事は面白く転職だと思っています。廃業レベルに追い込まれたとしても、「じゃあ、他にしたいことは?」と問われて、やりたいと思うこともありませんので、それなら死に物狂いでこの分野で働くのみです。
ただ、いろいろと「やりたいことで最近やれてないこと」も多いですので、たまには息抜きしながら続けていきたいともいます。
最後にやりたいことで最近やれてないと感じているリストを上げておきます。
- 予定のない一人旅
- 海外旅行
- 麻雀
- ただぼけーっと過ごすこと
以上です。