2019年6月でアフィリエイト事業などで法人化して6期目が終了しました。しかしながら、ここ2~3年は厳しい状況が続いています。

正直なところ、こういった振り返りの記事を書くぐらいならなんとかして手を動かして売上を得たいところですが、そんなやり方ではたかが知れているので、じっくりと振り返る機会を設けています。

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振り返れば、本当に厳しい一年でした。多くのアフィリエイトを主とした事業としている人は感じている悪い波がやってきています。しかも、先行きも明るく感じないのが厳しいですね。

6期目は初の赤字となりました。しかも役員報酬下げた処理してです

6期目は法人の業績で初の赤字となっています。小さな法人というか一人法人ですので赤字自体は問題ないのですが、今回は売上低下を見越して役員報酬をしっかり下げて、イーブンに持っていきたいのに大幅赤字です。

また6期目となると、新しい固定費はなくなっていきますし減価償却されているものも多く、経費は過去に比べて下がっています。つまりそれだけ売上が下がっているという結果ですね。

具体的には前期で30%減ぐらいだったものが、6期目でさらに30%減ぐらいになっています。100の売上だったものが70になり、50を切っているので半減以下です。さらに厄介なのが、まだ下がり続けている状況という点でしょう。

ご存知のようにGoogleのアップデートの傾向は、ここ数年は更新が早く、なかなか個人で作るようなサイトでは太刀打ちできない状況になっています。大手や公式メディアが上位表示される状況に勝つには、大手以上の価値の高いサイト作成力を維持するか?大手には真似できないような価値を提供できるサイトでなければなりません。

そんなサイトを1人力で作ろうにも労力は本当に大変で、過去のように多ジャンルを作ってどれもそこそこの上位表示で稼ごうと思ってもなかなか出来ないと感じています。そのため、私も得意ジャンルに絞って抵抗を続けていますが、大きな波には勝てない状況です。

周りの同じような人を見ても似通った状況です。もちろんそういった状況でも伸びている人はいるでしょうが、今は従来のやり方では業界全体が逆風傾向なのは間違いないです。ただ、一人の力でサラリーマン以上に稼いできたこと自体がボーナスステージだったのかも知れません。

今ある壁が本来あるべき壁で、そこを乗り越えられるようになれば、また法人成りして頑張っているレベルで続けられるかも知れません。ただし、従来と同じようなやり方では不可能で、高い壁を乗り越えるために新たな武器は必須と感じます。

6期目のまとめ

6期目は新規メディアをなんとかして収益ベースに載せようとしていました。その事業が興味ない人からしたら何じゃそりゃというジャンルの「競馬」になります。

ただ、競馬は私がもう数十年も見てきたジャンルになりますので、他のジャンルに取り組むよりは一日の長がありますし、データ分析が得意な私にとっては狙い目ジャンルと言えます。あまり家族や子どもたちに言っても響かないのが残念ではありますが、「競馬事業」で生きている人はたくさんいるわけですし、誇りを持って真剣に取り組めば問題ないと思っています。

6期目で収益レベルに持ってこれたかというと、まだお小遣いレベルです。ただ、じわじわと伸びては来ていますし、終着点というか目処っぽいものは感じています。

サイトを作っていて楽しいですし、新ジャンルとして扱ったという意味では間違っていないでしょう。

7期目は同様にこのジャンルと今ある残っているジャンルで頑張るつもりです。もしそれで法人経営を続けるのが難しいレベルで売上が上がらないならば、敗北を認めて法人をたたみ、家族を守るため(子供をしっかり成人させるために)に別の仕事に就こうと思います。

7期目はジャンルは変えずやり方を変える

6期目まではサイトのジャンルを絞ったり、新規ジャンルを考えたりしていましたが7期目はこの部分は変えるつもりはありません。あやふやに多ジャンルを攻めても勝てない世の中だと思います。

ただ、やり方は変えて「徹底的に強い分野で攻めます」。具体的には「AIやRPA」に学習コストを掛けて、いい記事を書く姿勢よりも他には出来ないやり方で情報の価値を見出す予定です。

新しく「プログラム言語」だったり覚えることもたくさんあるので、いきなり効果が出ることはないですし、サイトを作り上げるのも単純ではないので大変ですが、新規のやり方はワクワク感が感じられます。今までのやり方ではもう尻窄みになっていくことが分かっているので、次の方法が当たるか分かりませんがそっちに賭けたいと思います。

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イメージとしては現在法人7期目ですので、10期目までに爆発的に花開けばいいレベルの長期戦です。10期目で駄目ならこのスタイルの仕事はもう駄目と考え撤退します。

もう年齢的にも雇われる仕事であれば、安月給で体を酷使するような事しかできないかも知れません。そこまで追い詰められているんだという意識で、ここから4年間新しいことを緩めずに試してみたいと思います。


法人化後は自分の好きなことをしながら、ある程度楽しく過ごせたと思います。ただ、やはり売上がなくなっていくと精神的に追い詰められます。

最近は連日悪夢で夜中に目を覚まします。

うだつの上がらないお父さんで、サラリーマンの方でも会社でも家庭内でも立場が悪い人というのは世の中に一杯いると思いますが、精神的な苦しさがよく分かります。せめて、しっかり稼げればイライラする事があっても、いつだってお金から開放できると考えられるでしょう。

本来ならば資産面で開放できるレベルまであれば、この苦しい状況でも精神的にしんどくなかったのでしょうが、ここまでになっていないのも自分の責任です。サラリーマンから抜け出した人間として、もう一度、サラリーに縛られない頑張りを見せたいところです。