アマゾンレビュー見るとめっちゃ付いているし、しかも評価高く読んでみました。
原題は”LEADERSHIP AND SELF-DECEPTION :GETTING OUT OF THE BOX”みたいです。
和書で読み易ければ英語学習も兼ねて洋書で読みなおそうかと思いましたが、結構喩え話が多いので、多分自滅するだけだと思い洋書は読まないつもりです。自己啓発書系で洋書で読むなら「チーズはどこへ言った?」の洋書版はかなりオススメです。多分、多くの方が読みきれると思います。
さて内容ですが、人間関係の中で本の中で「箱」と呼ばれるものの中に入っているか、外にいるかで大きく変わってくるよということを、いろいろな喩え話から解説している本です。
人間関係やリーダーシップなどのテクニック本は多くあると思いますが、テクニックの前にある深層的なものについて書かれています。言っていることはシンプルですが、奥が深いため一冊の本で詳しく解説されています。
内容は、レビューごときでは述べきれないと思いますので読んでのお楽しみです。
ただレビューを見ていると原書のほうが分かりやすいという方も多いですね。時間がある方は挑戦してみるのも良いかもしれません。私の場合は和書で言いたいことは分かったので、原書を読む気にはなれなさそうです。
本の中で「自己欺瞞(SELF-DECEPTION)」という言葉を使っていますが、誰もが陥りやすいことだと思っています。行動は同じでも、箱の中にいるか、外にいるかで結果が変わるというのは私の今までの経験を振り返ってもその通りで、どうしても自分もそして相手も「自己欺瞞」の制で正しく見れないことは多いと思います。
どの程度、本に書いているようにできるか分かりませんが、少なくとも読んで言いたいことが分かっただけでも読んだ価値があったと思います。