当方、SEOネタとかアクセスアップネタとかは、自分自身が専門家でないし、あまり検証せずに好き勝手やってきたので、たまには振り返ってみたいと思う。

たまたま、同じテーマで「ブログ型」「サイト型」「ツール型」と3つのタイプでウェブサイトを運営しているので、そのアクセス解析の結果と差異点がある部分があれば考察に繋がればと思う。

「ブログ型」・・・ニュース的な物があればそれに伴い随時更新
「サイト型」・・・なるべく内容をカテゴライズして必要記事だけを入れている
「ツール型」・・・基本プログラムなどで自動生成される動的なサイト

となっています。

とりあえず2017年1月1日から2月15日までのGoogle Analyticsのデータで見てみよう!


「ブログ型」

blog

「サイト型」

site

「ツール型」

tool

グラフの傾向が似ていることから同じテーマについての内容と判断してもらいたい。


工数の掛け方としては恐らく一番時間が掛かっているのがブログ型になり、サイト型は一つの記事に書ける時間は伸びて、ツール型は開発時間に数週間~数ヶ月掛かる感じとなっている。

アクセスは見ての通り真逆の関係になっている。ツール型が一番アクセスが多く、ブログは厳しい。ただし、更新頻度が高いのでアクションが多く感じるのはブログ型とも言える。

分かりやすく差が出るのは「ページ/セッション」「平均滞在時間」「直帰率」あたりかもしれない。

日々更新していくブログ型というのは「その記事だけ読まれるのでページセッションが低く、平均セッション時間も短く、直帰率が高い」。ブログは書くは易しだけど、その分良いアクセスは集めにくいのではないかと感じる。

手を付けやすく、効果を早く感じやすいのはブログ。でも最終的にはサイト型やメディア的なものにする戦略

上記結果だけ見れば「サイト・ツール>ブログ」だよね?と言いたくなるかもしれないが、個人的にはちょっと待てという部分もある。

私の行動パターンは今まで、ブログ作ってみて早いアクションを求め、しっかりまとめたくなったらサイト型などに切り替えていく戦法を使ってきた。

途中からブログから始めるのではなく、テーマに沿ったサイト運営を「森を見て」作ろうと攻めるものの、殆どのサイトは森が出来上がらず無駄にしてしまっているものが多い。

「つまりブログから始めたほうが、最終的に成功したというのが今までの体験から感じている」

正解は最初からサイト設計して作り上げることなんだと思う。ミニサイトと呼ばれるものは最終設計の完成物が駅ビルやマンションではなく、一戸建てなので立てやすい。

でも自分は一戸建てのレベルですら、完成まで耐えることが出来ずに基礎だけ作ったけど、そこで疲れてもう良いや、ご近所さんにいい家一杯建ってるわとなってしまう(例えがおかしなところへ・・・)。

サイト作りは家作りと考えると面白い。

オイラはDIYというか自分で何でもやりたい派なので、設計から技術から、組み立てまでなんでもやってしまう。でも外注さんに依頼する人は作るのはお願いしたり、苦手なデザインはデザイナーさん。メディア運営であれば大事なのはコンセプトだろう。

話を戻すと、私は全部自分でやってしまうのでいきなり家造りが出来ないのかもしれない。まずは、生活に必要な部分だけ作ってそれで生活(ブログ的なイメージ)、その後に必要なものを増築するようなイメージで最終的なものを作っていく。

いきなり家を作ろうとすると、それまでの時間が我慢しなければならない。でもブログだったら、その時で思っていることを書けたりするし、ちょっとしたアクションがあるからモチベーションを保ちながら続けられるのではないだろうか?

さぁさぁ、何を言いたいのか結論づけが怪しくなってきた・・・


結果の検証だけすると「サイト型・ツール型」で良いものを作り上げるのが長く安定してアクセスを稼げるコツということだが、その過程ではブログ型の存在も忘れては行けないのかもしれないと思っている。

多分、両方作ってるとブログは全然あかん。更新しても更新してもアクセスの増え方は微妙と思うかもしれないが、最初のスタートアップでブログほど簡単なものはないんだし、その結果を出してくれたブログ型にも感謝したい。

ただ、新サイトはそういったブログ型経由無しで、「サイト型・ツール型」的なものを今現在進行形で進めている。他サイトである程度安定した収益があれば、そのペースでも続けられるが、初心者の方やあまり余裕がない人が続けられるかが、心配なのでこういった情報を書いてみたということで結論付ける。

「結論:結果はそうなんだけど、じゃあ絶対そっちが良いかとは言い切れない」