当ブログの2大目標の一つ「馬主」ですが、まだカテゴリに一つのエントリしかないのでようやくひとつ前進記事を書きたいと思います。
というのも縁あって馬主席へ行くことが出来ました。まだ馬主ではないけど、馬主気分は味わえました。これは非常に大事なことで「なりたいものがあれば、近づくために行動する」ことです。
馬主の世界のヒントも手に入れましたので、記憶が薄れないうちに文字にしておきましょう。
京都競馬場のパドック、馬主側の視界です。ちょうど良血馬サトノケンシロウがおりましたので・・・。
今までは反対側からパドックを見ていましたが、逆から見ると色々分かることがありました。書いてもいいけど、書かないでおこうという気持ちのほうが大きいです。ちなみにパドックの馬主席近くに来て、作戦とか馬の調子を盗み聴きしようとしている予想屋みたいな人もいるんですね。
そういう違う視点が見れたのはいい経験でした。
各競馬場の馬主席ですが、基本的にゴール前の一番高い視点から見れる部分にあります。指定席で高いA指定席などから上を覗くと仕切られていますが、そこが馬主席です。
京都競馬場の公式ページの指定席マップですが、なるほど灰色で何席か分からない部分がありますね。
馬主席にはドレスコードがあります。
男性はネクタイ・ジャケット・革靴の着用が必要で、入り口が別口なのですがちゃんとチェックされます。競馬場よっては違う部分もあるようですが、私のように招待で馬主席にいる人も多いですので、皆がみんな馬主というわけではないです。
馬主席は・・・、まぁ貴重な経験をさせて頂きました。
さてさて、今回は「最安で馬主になる方法」についてメモ書きしておきます。
まず、JRA(日本中央競馬会)の馬主登録の条件ですが、馬主の数の減少などで年々ゆるくなっている傾向みたいですね。地方競馬は馬主登録はある程度緩いですが、中央競馬はやはり厳しいです。
ところが平成25年にJRA馬主登録の要件が見直されています。「所得と資産の基準額の緩和」です
平成25年からは所得・資産のバランスを勘案する換算方式が新たに導入されることとなって、資産の一定額を所得の不足分に換算、もしくは所得の一定額を資産の不足分に換算することができるようになりました。下記にわかりやすく説明いたします。
馬主登録が可能な例
●総資産のうち、流動資産の10分の1を所得に換算することができます(ただし、最低所得額は500万円)。
(例)所得700万円、資産2億円(うち流動資産1億円)の場合
→所得700万円+換算加算額1000万円(流動資産1億円×0.1)=1700万円(馬主登録可能基準)●直近2ヵ年の低いほうの所得から基準額を差し引いた額の3倍の金額を資産に換算することができます。
(例)所得3000万円、資産3600万円の場合
→資産3600万円+換算加算額[(所得3000万円-基準額1700万円)×3]=7500万円(馬主登録可能基準)
ベースの条件が資産7500万円、申告所得1700万です。ただ、上記の緩和条件であれば例えば有価証券(株など)で1億程度の資産で資産クリアしておけば、後は所得700万が2年間あればいいということです。
それでも金持ちの世界の部類ではありますが、所得1700万と所得700万では大きく差があります。馬主登録をするだけならかなり楽になっていると感じました。株で一発当てればいける!?いや一発なんて簡単ちゃうし~!
馬主登録の基準が厳しいのはもちろん競走馬を持ち続けるだけのお金がないといけないからですが、馬主登録すれば競走馬を持って走らせないと(1年間登録場がないと)、馬主登録を抹消されます。
ただ、それも社台などが実施している共同馬主でリスクを分散できます。
共同馬主といえば一口馬主として100分の1とか400分の1など分けて投資信託のようなイメージで買う感じですが10分の1は、それと違ってちゃんと馬主として見られる模様です。
これなら馬主としてのランニングコストも10分の1に抑えられます。
下手をするとランニングコストに関しては地方競馬の一頭持ちよりも安く可能かもしれません。
いろいろな方法があるのですが、そういうことを調べていると結局自分は「馬主になる」というのは何が目標なのか?少しぼやけてきました。
- 中央競馬で馬主登録して10分の1でもいいので、中央で馬主気分を味わいたいのか?
- 地方競馬でも一頭持ちで馬柱の馬主欄などに自分の名前を載せたいのか?
- ウィナーズサークルで口取り式で写真を取りたいのか?
- ただ、若かりし頃の漠然とした気持ちなので馬主を目指すことに憧れているのか?
そういったことが頭を回るようになりました。
「馬主になりたい」というのは、現状はペンディング状態で、まずは2人の子供に対面してしっかりと子育てしたいというのがあります。家庭内で馬主のためにお金を使いたいという家族会議をしておいて、自分でその時に違うなと感じる部分がありました。
どちらかと言うと今は、長く事業などを頑張って、その結果のご褒美と言うか、自分のやりたかった夢的な部分を叶える為に置いておくものだというイメージです。
別に私は馬主の世界で「金持ちをアピールしたい」とか全然思わないタイプなので、どんな形でもいいから自分が馬主で持ち馬を応援する体験をしたいのかもしれません。真面目なアホなので思いついたら、視野が狭く気持ちがぶれてるのかもしれません。
自分に関係する人や所有物が活躍したり、それを応援する事を望んでいるのかもしれませんね。