我が家のSHARP製サイクロン式掃除機が壊れたことでダイソンレビューしました。
奇しくもシャープの業績を象徴するように、我が家の家電商品からもシャープ製品がどんどん消えていきます・・・。日本の家電メーカーっていつの間にか、技術力を失ってしまいましたよね。季節ごとに新製品を売らないといけない、あのサイクルが日本の技術者をダメにしてしまったと個人的には思っています。
だって、毎年2回、新しい機能つけて売れって無理でしょう・・・
今回買ったのは、この記事を書いている時点でダイソンの最新掃除機V6です。
「他のどの掃除機よりも確実にゴミを吸い取り、部屋の空気よりも綺麗な空気を排出します。」
とCMしている掃除機ですね。新しくなってのは排気部分にHEPAフィルターを搭載しているところ程度だったと思います。ただ、我が家としては排気が綺麗というのは絶対条件でした。
まずは、我が家の掃除機に対する、欲しい機能の条件は
- もうコンセント差し替えとか面倒なのでコードレス式
- 掃除機の基本機能「ゴミやホコリを取ること」に優れていること
- 掃除したくなるような使い勝手や使う喜び
- 家族全員アレルギー持ちなので、きれいな環境には敏感
これらの条件を見ていると、もうダイソンしか選べないような状況でした。
お店を覗いてみると、どの日本メーカーもコードレス式のサイクロン掃除機を売っていて、スタイリッシュであったり、いろいろな機能がついてたり、スタンドがあったりと工夫はしています。でも基本性能であるコードレスサイクロン式でのゴミの取り方に関してはダイソンに勝るものはないという印象でした。
ネットを見ているとマキタという選択もありそうです。ダイソンよりもコストパフォーマンスに優れていますし、賢い買い物だと思いますが、一度はダイソンの道を通ってみたいと思っています。
基本的に創業者の技術に対する姿勢に好感を持っていて、少々高いですが、そこはそれだけ掃除機に情熱をかけて開発をしたことに対する対価だと思っています。
購入レビュー
せっかく高い掃除機を買ったので、これから買おうか気にしている人のためにレビューをしておきます。
梱包は意外と持って帰れるぐらいコンパクトでした。側面には創業者ジェームズ・ダイソンさんの熱いメッセージが、発明特許が日本の掃除機が越えられない壁でしょう。
と言うか日本の家電メーカーは真似するのではなく、それぞれのメーカーが独自路線を行って欲しいですね。日本の住宅事情を考えればルンバが流行っているように、もっといろいろなタイプの掃除機があっていいと思います。
内容物です。写真の撮り方が下手くそですいません。Fluffy+はFluffyがヘットが「ソフトローラークリーナーヘッド」といういろいろな床面でしっかり取れるようされたダイソンの独自ヘッドです。
+はいろいろ付属品があり、写真のように場所によってヘッドの交換が出来ますよ!って感じです。1万円ぐらい価格差がありますが、私は布団クリーナーとしても使いたかった(むしろ布団のホコリを取るのが掃除機の腕の見せどころ)ので、+の方を買いました。
ダイソンの特徴は上記写真の右の部分、サイクロンクリーナーの形が特徴的で、ここに技術が結集されている感じです。あとは悪く言えば、プラスチックの筒ですもんね。
まだまだ、利用を始めて日が浅いですが、感じるところの良い部分と悪い部分を挙げておきます。
良い部分
- やはり掃除機としての基本機能、吸引力は本物
今までシャープの掃除機をかけていたカーペットにダイソンで掃除するとクリアビンと呼ばれる部分にホコリが出るわ出るわ・・・今までの掃除機は何だったのか・・・というぐらいです。またこれは優劣つけにくいところですが、ゴミがクリアビンの中にあって目に見えるというのが、掃除した!と感じるので私は嬉しいです。(人によってはホコリは見るだけでゴホゴホしそうな人もいるかもしれません)
- 排気は綺麗な方がいいでしょう
V6の売りは綺麗な排気です。このダイソンの掃除機は何気に、スイッチがトリガー式なので排気部分が顔の横に来やすいです。そういう意味では排気が綺麗なのは必須条件なのかもしれません。実はこの機種の前の機種でも排気が汚いわけではないみたいです。最新機種はさらに良くするフィルターを付けています。
- ノズルが多く、掃除が楽しい。やはりコードレスがいい
個人的にはもうコードレスから、コード付きには戻れなくなりました。今までコンセントの抜き差しとか非常に面倒で、掃除をする時に掃除機を出していませんでした。
- メカニックな部分が男心も女心もくすぐる
私はダイソンの掃除機をかっこいいと感じますが、女性陣にもダイソンは結構憧れのようです。まぁ、普通に価格が高いので持っているだけで優越感はあるのかもしれません。また日本製にはないカラーリングも惹かれます。やや大きめで少し重く、取り回しは微妙という人も多いですが、店頭で他の掃除機を比較すると意外に重量のバランスがいいのがダイソンでした。
そういった人間工学の部分についてもよく考えられている掃除機です。
悪い部分
- やはり価格が高いよね?
掃除機に7万以上もするなんてって感じですが、でも国内メーカーのコードレス掃除機も最新版はそれなりの値段で売っています。どうせなら吸引力で独自技術のダイソンのほうがお金出す価値があると感じました。
- 充電時間と利用可能時間
私は今のところ、長く掃除機かけないのですが一気に家中掃除機かけたい場合は、使用時間約20分は厳しいかも知れません。しかも充電時間は3.5時間です。一気に掃除機かける人はコードレス式は現実的でないと思います。
あとは長く使うといずれ使用時間が短くなるのが心配ですね。そうなると、次の掃除機がまた最新版でいいの出てそうだし、掃除機にそこまでコストかけるのか?という問題が発生します。
- 静音性はない、音の質はやや高周波気味
爆音というか、掃除機はうるさいものという意識なので、私は気にしませんがモーターの力が凄いのか?他の掃除機とは質の違う大きな音がなります。他の人が寝ている時は絶対使えないですね・・・
「結論」
なんせ一番いいのは、確実にゴミを吸い取る機能です。掃除機の一番重要な部分が優れているからこそ売れているのでしょう。今までの掃除機で掃除していた部分が、ダイソンの掃除機でかけると目に見えてゴミやホコリが更に取れてしまうところに感動しました。
高い商品なので買うのに戸惑っている人も多いと思いますが、個人的には一回ぐらいダイソンレビューしてみてはと思いますね。今の掃除機戦線の中では、それぐらい頭ひとつ抜けているメーカーだと思います。
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