誰が言ったかしらないが、アフィリエイト界では月に100万以上の成果報酬を稼ぐ人をスーパーアフィリエイターと言ったりする。たしかに月に100万稼いだら普通のサラリーマンの事を考えたら十分すぎる収入になるしミリオンという数字はターゲットにしやすい。

昨年度、スーパーアフィリエイターからの陥落した記事を書いたら、結構興味があるひとが多いらしく驚いた。人の不幸はメシウマなのか?それとも皆、陥落に怯えているのか?

スーパーアフィリエイター陥落の日、アフィリエイトはやはり変動激しいビジネス

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前回の記事で、気を引き締める思いになった人がいれば幸いで、私としてもその後節目点があれば、その後の話を書きたいと記事にも載せていたので、法人化3期目が終わる節目点でその後の話をしようと思う。

急落もあれば、運良く復活も遂げる激しい動き

まず陥落後1年弱の動きをグラフにして見たので紹介したい。

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実は陥落時以降、意外とすぐに復活もした。しかしながら変動が激しく昔は右肩上がりのグラフを刻めていたのに、綺麗な横ばい状態というのが今の自分だ。

相変わらず成長が止まって不安定さを露呈しているのは変わらない。なお、スーパーアフィリエイターからの陥落理由に「あまり作業していなかった」と書いたが、それは単なる言い訳だと振り返って感じる。

正直、陥落後のほうがもっと時間がなかった。それでもなんとか売上は落ちずに頑張れるのである。やり方次第では全然変わるので、これはもう意識の持ちようだと思う。

陥落後のイベントをまとめると

  • 第2子が産まれる、NICUに運ばれる
  • 倒れて動けなくなり、人生初救急車で運ばれる(ストレス性胃腸炎+食中毒の疑い)
  • 年子を育てる大変さを知る
  • 毎週のように夜中に緊急病院へ連れて行く(クループ症候群)
  • 人生で始めて、ぎっくり腰になる

散々な状態でも、意外と持っていると振り返って感じる。新しいことがあまり出来ていないので資産の食いつぶし状態だが、子供が成長するのは速いもので、保育園などに預けることで時間が作れたりと、一時期の子育ての忙しさであまりどうこう悩まないほうが良いと感じた。

もっと大きな視点での状況を見てみよう

スーパーアフィリエイターから陥落した時に急落した株価チャートのようだと表現した。前回のグラフでは急落のイメージを紹介するための期間のグラフだったので、もう少し大きな視点で見ると面白いかもしれない。

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トレンドラインっぽいものを引いてみました。

 

どんなアフィリエイターさんでも、ある程度の成果が出れば、最初は小さく一気に伸びるような報酬のグラフが出来上がるのではないだろうか?少なくとも私はネット上で結果報告している人はこんなグラフが多いと思った。だから今、全然収益が伸びなくて悶々としている人も「継続」して頑張って欲しい。ただ、9割ぐらいの人は「継続」出来ないで脱落しているというのは事実だと言っておく。

「人のためになる」ことをしっかり継続していれば、必ず芽が出ると思っていて欲しい。目先の収入なんかに1年ぐらいは囚われないことだ。

一気に伸びた場合でも、どこかで頭打ちになって、これでいいのか?と迷う人が多くなる。

「大きく事業を展開して更に上に突き抜けるのか?」「一人でやるにはこれが限界で、この辺りで十分として別のことに人生を捧げるのか?」こんな感じだろうか?

私の場合、今が三角保ち合いチャートのような形になっていて、上昇するのか下降するのか正念場の時期に差し掛かっている。さすが法人3期目終了と言うのは面白い時期だ。ここで上方向にブレイクするのか?下方向に行くのか?もう少し保ち合いが続くのか?自分の収益をグラフ化すると意外と面白い。(なんだか下割れしそうなので今は危機感を感じている)

陥落後の対策は取ったのか?

残念ながら「リスク分散」という意味での他のビジネスにはまだまだ手がついていない。結局、自分が真剣に可能性があってビジョンを明確にできるものが見つからないと、新しいことを始めないほうが良いと思う。

ビジョンが定まってないのに、色々手を出してしまっても無駄だったり、世の中のゴミになるようなものしか作れないだろう。

まだそういった明確なビジョンが出てきていないのが残念だが、陥落を経験して学んだことはある。

「それは一旦、落ちると、良かった時は何故、あれほどまで成果が出たのか不思議」になることだ。調子の良い時はイケイケなので、何故こんなに調子がいいのか分析を怠りやすい。逆に落ちたことで、あれほど成果が出た理由を知りたくなるし、冷静なものの見方ができるようになる。

「良い時も悪い時も、いい意味で自然体であること」が気持ち良いのかもしれない。

山中伸弥教授が言った「人間万事塞翁が馬」は私も好きな言葉だが、「落ちた時はなにか良いことがある前兆だ」と黙々と頑張り、「調子がいい時は、何か問題点が出てくるかもしれない」とやはり注意しながら黙々と自分にできることを頑張る。

そうしていけば、急落や陥落だって耐えられるのではないだろうか?

 

この記事が読む人の参考になるか分からないが、スーパーアフィリエイター陥落などで目にした皆様、「良い時も悪い時も、出来ることを黙々とすれば大丈夫ですよ」とお伝えして、この記事の締めとしたい。